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アポ調整がしたくなり、予定をコントロールできるようになるカレンダーアプリ 「Cu-hacker」と「Cu-hacker for Salesforce」

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Cu-hackerはアポイント調整を10倍速くするカレンダーアプリです。Googleカレンダーを利用されていれば誰でも利用することが可能です。

この記事の最後でもご紹介していますが、私たち株式会社co-meetingは、「Cu-hacker for Salesforce」の開発に着手することをつい先日発表しました。それを節目(記念)として、私個人も愛してやまない神アプリ「Cu-hacker」の紹介をしたいと思います。

アポ調整時に必ず行う作業「候補日を相手に伝える」ことの面倒さ

アポ調整時には必ず候補日のやり取りが発生しますか、候補日の書き出しってのはなかなか面倒でストレスフルな作業です。自分のスケジュールを観て、候補日を洗い出して1つずつ書き出していきます。例えばこんな文字列です。Cu-hacker利用以前に自分で書いたメールを抜粋してみました。

是非ご検討ください。来週から再来週くらいの予定ではいかがでしょうか。

2/28(木) 10:30~17:00
3/04(月) 10:30~17:00
3/06(火) 13:00~17:00
3/08(木) 10:30~17:00
3/09(金) 10:30~17:00

ご検討頂ければ幸いです。

候補日をこちらから提示する際には当たり前な作業ではあるのですが、個人的にはとても嫌いな作業だったと思います。アポのプライオリティにも寄りますが、自分が売り込まれる側のような受動的なアポについては「候補日を出していただいてもよいですか?」と、相手方にお願いしてしまうケースも多かった気がします。実際面倒ですよね。

候補日一覧を一瞬で生成する恐るべき「Cu-hacker」

Cu-hackerはこの候補日の書き出しを「圧倒的に」ラクにしてくれます。Googleカレンダーを自分が利用している必要がありますが、このCu-hackerを利用するためだけにGoogleカレンダーに予定を転記しても良いと感じるレベルです。

使い方は簡単です。Googleアカウントを利用してログインすると、カレンダー画面に移動します。見た目はGoogleカレンダーに近いでしょうか。

http://i.gyazo.com/5fb9192baed2f1f02da78d5ed42915bd_1.png

Googleカレンダーで登録しているカレンダーがそのまま利用できますので、仲間や部下のカレンダーを同時に表示することも可能です。実際にアポ調整を始める際には、アポに影響するカレンダーをすべて表示させた状態で始めると便利です。

使い方は実に簡単で、このカレンダー上で候補日を選択していくだけです。

http://i.gyazo.com/2edc1c6cf86d1c0569e8f160fc83c950_3.png

すると、左上の赤枠内に下記のような候補日のテキストが出力されます。

-----------------------------
12/1(月) 15:00-18:00
12/2(火) 15:00-17:30
12/3(水) 12:00-18:00
-----------------------------
https://cu-hacker.com/xxxxxxxxxxx
ご都合のよい日時を上記URLよりお選び下さい。私のカレンダーに予定を登録して頂けます。

つまり、カレンダーから空き時間を適当に選択していくだけで、候補日の伝達に必要なテキストが出来上がるわけです。後は、この出力されたテキストをメールやメッセンジャーにコピペしてアポの相手方に連絡するだけです。

その他、選択した候補日を仮登録しておくことや、スケジュール調整用の専用URLを発行し、相手方に直接予定を入力してもらうことなど、アポ調整を効率化する「気の利いた」機能が用意されているのも魅力的です。詳しくはCu-hackerの使い方サイトをご覧ください

私は、このテキスト出力ができると知った時点でCu-hackerの利用を決め、以降すべてのアポ調整時にCu-hackerを利用し続けています。すごいサービスです。

スマホからもアポ調整する気になる「Cu-hacker」の凄さ

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さて、このCu-hackerですが、iPhoneアプリも提供されています。また、iPhoneアプリと比較すると操作性は低下しますが、スマホブラウザからも利用することができます。これが意味するは「12/1(月) 15:00-18:00」といった文字の羅列をスマホからでも作る気になるということ、つまり、スマホからでもアポ調整をする気になるということです。

既に書いた通り、候補日を伝える作業は面倒です。これが外出先かつスマホでしか作業ができない環境では輪をかけます。実際、外出中に気づいた場合、オフィスに戻ってから対応する旨を伝えるか、電話連絡によって処理しているケースも多いのではないでしょうか。それが、Cu-hackerを利用すればやる気になる。それはなかなかすごいことだと思います。

アポ調整は主体的に動いた方がスケジュールをコントロールできる

Cu-hackerを利用するとアポ調整に関するコミュニケーションが苦ではなくなります。苦でなくなると、自然とアポ調整のコミュニケーションにおいて先手を打てるようになります。これは結構大きい変化です。やはり候補日は先に出した方がスケジュールをコントロールしやすくなる気がします。

特に、早朝や夜の時間の活動に制約がある方にはおススメです。一定の期間の候補日をできるだけ早いタイミングで相手方にお伝えしていると、その範囲外でのアポとなることはそうありません。

スケジュールに振り回されている感がある方や、スケジュールが過密になりがちで、もう少し効率的にスケジュールを組み立てたいと考えている方は、一度Cu-hackerを試してみると良いと思います。

Cu-hacker for Salesforceを来年2月にリリースします

先日(2014年11月21日)、私たち株式会社co-meetingは、アポイント調整を10倍速くするSalesforce対応カレンダーとして、「Cu-hacker for Salesforce」の開発に着手したことを発表しました。「Cu-hacker」の開発元である株式会社ジェネストリームと共同で開発します。


株式会社co-meetingと株式会社ジェネストリームが「Cu-hacker for Salesforce」の共同開発に着手 | 株式会社co-meeting

「Cu-hacker for Salesforce」は、Salesforceをご利用いただいている組織(企業)向けに開発を進めているサービスです。リリース当初は現状のCu-hackerに近い構成になりますが、組織で利用することやSalesforceと組み合わせて利用できることの価値を活かして、独自に進化させていく予定です。

現在検討しているリリース時、およびリリース後に計画されているCu-hacker for Salesforceの機能を羅列しておきます。各機能の詳細については、このEnterprise Apps Nowや株式会社co-meetingのページでもご紹介していく予定です。ご期待ください。

【リリース時点で実装】

  • 予定登録/参照/編集/削除(単一予定、複数日程同時追加可能)
  • 仮登録(選択した候補日をもとに一括予定追加、日程が確定すると他の仮登録日程は削除される)
  • 候補日のリストアップテキスト出力
  • Salesforce1完全対応
  • Salesforceのイベントオブジェクトの各項目に対応予定

【追加予定機能(リリース確定、時期未定)】

【追加検討機能(リリース及び時期未定)】

2015年2月(予定)の初期リリース以降も順次機能追加を重ねていく予定ですので、現在Salesforceのカレンダーを利用していて気になる点、ストレスを感じる点とありましたら、是非お声がけ下さい。お問い合わせフォームはこちらです。

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Cu-hacker | アポイント調整を10倍速くするツール「クウハッカー」